パチンコで大負けする人々

最近のパチンコでは、つい十年ほど前までには考えられなかった1000万円以上の大負けをする人がゾクゾク出現しています

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2008年01月28日(Mon)▲ページの先頭へ
パチンコで大負けする人々


一昔前までは、ギャンブルで大借金をつくり身上をつぶしたと言っても、それは競馬、競輪、麻雀だったのですが、今は様変わりしていて、8割はパチンコ・パチスロによるのです。
今日は、このパチンコで大負けする人達の変化を考察してみます。

パチンコ店に行くほとんどの人は、勝ちを目指していくのです。しかし、結果はその目的とは裏腹に大半の人は負けてしまいます。
これはパチンコの仕組みが「ゼロサム」ゲームであり、お客から集めた売上金の中から、お店の取り分(20%前後)を差し引いた残りしか、再配分(80%前後)されない、ことによる当然の結末なのです(※ 搾取率については末尾に補足説明あり)。

だから、パチンコは、ある回は勝てても、何回もやればトータルでは負けるのが当然なのです。大多数の人はそうなっています。

それなのに、何故多くの人がパチンコに嵌まってしまうのでしょうか。
それは、今のパチンコ機種では、初心者でもベテランでも、みんな平等に大当たりをひくことができるからです。

パチンコ台が手打ちの時代では、普通の人では大きく勝つ(終了台にすること)ことは、無理でした。まして初心者やお年寄りの人なんかが打っても終了台にさせる姿を見たこともありませんでした。
ところが今では、どんな初心者だって、女性だって、良い台に座れば、プロ顔負けの、大当たりの連続で1日10万円以上を稼ぐことができます。

遊戯(遊び)をしながら簡単に10万円以上も稼げれば、忽ち射幸心の虜になります。
射幸心に満ちあふれた、このような台の出現が、多くのパチンカーを生んだ要因であり、さらには、大負けする人を生んだ最大の原因です。



ところで、今のパチンコで、大負けする人は、一体どのくらい負けていると思いますか。
近年は、なんと驚くことに1000万円以上負けている人がゾクゾク出現しているのです。

私達のように毎日、朝開店から夜閉店まで通い詰め、多くの人と知り合いになると、大負けした人に何人も出会うことができます。
どのお店に行っても何人かは必ずいます。決してごく稀な例外ではありません(たまにレジャーとしてパチンコを打つ人では伝わらないとは思いますが)。

遊戯施設も少ない田舎で、農業などをやって暮らしている人からは、都会で、パチンコで、退職金1000〜2000万円も使ってしまった、なんてことは想像もできないことだと思います。
否、田舎の人に限らず、都会に住んでいてもパチンコなんかに関心のない人なら同様でしょう。
我々パチンカーでさえ、つい十年ほど前までは、パチンコで1000万円以上の大負けする人はあまり聞いたこともなかったのです。

●つい十年ほど前までは、大負けは次のような人達がしていたのです。

サラリーマンをやっていてリストラに遭い、失業保険をもらいながら、職探しをしたけど、なかなか見つからない。
家でブラブラするのは隣近所の手前マズイので、やむなく、パチンコ店という、手っとり早い娯楽場に足が向きました。
今迄、無趣味だった人ほど、一度ギャンブルの味をしめると、忽ちハマリやすいのです。
若いときからギャンブルをやって来た人なら、ギャンブルのこともよく分かっていて、小遣いの範囲内でやるという制御心も働くのですが、こういう無趣味で生きて来た人はそれがなく、嵌まるとズルズルと深入りしてしまうのです。

そして、退職金や失業保険が底をついたって、安易にお金を借りれるサラ金があり、恥ずかしい思いもすることなくATMで簡単に借り出せるのです。
一気に数百万円も借金する羽目になるなら止める決心もつくのですが、毎日少しずつなので、「今度こそ取り戻すぞ、今度こそ……」と勝ちを目指して借金が徐々に膨らむので、止める踏ん切りがつかず、ズルズルと深みに落ちてしまったのです。

ただ、このような人がサラ金地獄に陥ったといっても借金4〜6百万円までの人が多かったのです。



●ところが、今、大負けする人の状況は様変わりしているのです。
今、パチンコで大負けしている人は、お年寄りの人が断然多いのです。
負けた金額も半端な額ではなく、一千万円以上の人がザラにいるのです。

都会では、地域住民の交流は、田舎のように頻繁にはありません。地蔵盆とかお祭りとかの僅かな交流は残っていますが、年に数日程度のことで、日常では常に孤独なのです。
都会に住んでいる団塊世代以上の人達は、とても孤独なのです。連れ合いに先立たれた1人住まいでは尚更です。

日常では、話相手もいなく、とても寂しいので、こういう人が何かのキッカケでパチンコ店を知ると、忽ち嵌まってしまうのです。
こういう人に、少しでも話かけると、とても嬉しそうに話がはずみ、止めようとしません。
誰かと会話をしたくてうずうずしていたのです。
しかも、今のパチンコでは、このような初心者でも容易に、何回に一回かは、プロ顔負けの大当たりの連チャンで1日10万円以上勝てるのです。
この大勝ちを1回でも経験すれば忽ち射幸心に取りつかれてしまうのです。
さらに、この人達は、家もあり(勿論ローン完済)、夫の退職金やそれまでの貯金もあり、生活費としても年金もたっぷりあるのです。
だから万一、退職金などの貯金を全部使い果たしたところで、年金で十分食べていける人が多いのです。

このようなお年寄りは、今までギャンブルなど無縁だった人が多いのです。だから、上記した無趣味のサラリーマン同様に、ギャンブルに対する制御心を持ち合わせていないのです。



パチンコ店という処は、ほとんどの人が負けているにもかかわらず、虚栄心による「俺は勝っている、○万円勝った」等々の声に満ち溢れている場所なのです。
お年寄りはこの声を鵜呑みにして、パチンコが大負けするゲームとは思ってないのです。自分は大敗していても、これは私だけの例外のことだと錯覚し、いずれ多くの人と同じように勝てるようになると信じて打ち続けているのです。
でも、打ち続けても、打ち続けても、決して勝てるようにはなりません。当然です。本当は、ほとんどの人も負けているからです。

このお年寄りの人がパチンコに嵌まると毎日通い詰めます。しかも早朝から夕方か閉店まで打ち続けるのです。
今のパチンコは1日で簡単に10万円以上勝てますが、逆に1日で簡単に10万円以上負けるのです。
負ける月は、とても月100万円以下には納まりません。
だから、数年で退職金1000〜2000万円もいとも簡単に無くしてしまうのです。

つい十年ほど前までは、予想もしなかった現象です。



※ ギャンブルの搾取率(還元率)
ギャンブルはそれを開催する側の運営費とか儲けとかいうものが必要になります。
その率を搾取率と呼べば、その率はギャンブルによって相当な開きがあります。
凡そは、宝クジでは50%、競馬では25%、パチンコは20%(従って還元率は80%)といわれています。
ただし、パチンコのみは、店によって10〜40%と大きく開きがあるのです。また、同じ店でも営業時期によっても大きく変動します。新装開店時は赤字(マイナス10〜20%)もあれば、それの回収時は30〜50%を取ることさえあります。



   


私(不動 忠)は30数年もパチンコ一筋で暮らしてきて(滅多にいません)、パチプロ集団「鉄心」を主宰しています。
パチンコ界では、安定的に稼いでいくことは容易ではありません。ほとんどの人がトータルでは僅かな稼ぎか負けています。
パチンコ界で、真のプロとして生きている人は、数える程しか居ません。
皆さんにこの現実を知ってもらって、深入りしすることのないように、また若い人が安易にパチプロを目指すことを少しでも躊躇してもらうため、このブログを書き、公表することを決めました。


パチンコ必勝法については、ホームページやブログで、多数主張されています。
そのほとんどは、攻略法を販売する営利目的でページを公開しています。
ですが、ある方法で打てば即ガバガバ稼げるといった夢のような方法などありません。
私のこのブログは、「パチプロの厳しい実態と、本物のパチプロがどのような方法で稼いでいるのか」の、2つの公開を目的(非営利目的)としています。
尚、このブログで、「こんなことを書いて欲しい、教えて欲しい」の希望があれば、連絡ください。なるべく希望にそった記事を書きたいと思っています。
尚、筆者の個人的メールは下記の通りです(ウエブ上のメールです)。
salon777@mail.goo.ne.jp

カレンダ
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