割の合わないパチプロ人生

偽プロではなく、本当にパチプロで稼いでいても、その稼ぎは普通のサラリーマンの人の足元にも及びません。

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2008年01月05日(Sat)
割の合わないパチプロ人生


サラリーマンという職業は社会的に認知された職業です。日常生活の場面での扱いも人並みに受けれます。
ところが、パチプロには、そうした人並みの扱いはなく、社会の脱落者として、蔑まれに耐えて生きていかなければなりません。
そこでは「お金を稼ぐこと」が唯一の目的です。
ただ、それしかないのです。

とは言え、「遊んで(パチンコを打つこと)お金を稼ごう」という虫のいい事を考えているので、その目的達成は容易ではありません。
真実を言えば、その目的達成者は、ほとんどいません。

ところが、パチンカーは虚栄心の塊みたいな人が多く、「毎月50〜100万円は稼いでいる」とか、「先月は200万円稼いだ」……などの調子の良い話は一杯耳にします。
しかし、ほとんどはホラなのです。
それが証拠に、普通のサラリーマンの人が達成している人生の4大事業「@家族を養い、A家を建て、B子達を教育し、C老後資金を貯める」の中の一つでも達成している人はほとんど皆無です(この中の1つを達成しようとしても3〜4000万円はかかるのです)。

皆さんも周りの人で、「パチンコで稼いで家(マイホーム)を建てた」なんて話を聞いたことがないでしょう。
ほんの僅かでもいれば、ニュース性があるので、世間に広っている筈ですが、サッパリ聞こえてきません。



普通のサラリーマンなら、上記の4つ全部をごく普通に達成しているというのに、パチプロはその中の1つさえ達成が困難なのです。
私は、パチプロを30数年もやってきて、数知れない多くの自称パチプロを自認する人に出会ってきましたが、すべての達成者を見たのはたったの数人です。
30数年の間に、たったの数人ですよ。

しかもですよ。
たとえ、パチンカーで、この困難な4つの事項を全部達成したところで、その人の生活の場面では普通のサラリーマンのような評価を受けることはありません。
あくまで、パチンカーであり、社会の脱落者の扱いしか受けれません。
私は日常生活のあらゆる場面で嫌と言うほど経験してきました。

こう見ていくと、パチプロという職業?は実に「割の会わない」職業と言わざるをえません。

ですが、こんな割のあわない職業を目指す人が後を絶たないのです。
バブルが弾けて以降、特に多くなりました。
驚くべき現象です。
一体どうしてなのでしょうか。

その原因の多くは、パチンコで稼ぐことがいかに困難かと事実が、上記したパチンカーの虚栄心によるホラで、伝わらないことに起因します。
自分は負けていても、パチンコ店では、連日多くの人がつめかけているし、話をすれば、「勝った、勝った」という調子のいい話ばかりなので、きっとこの中の相当数の人は、勝っているに違いないと想像します。
だから、自分は今は負けているけど、いまに、この人達のように勝てるに違いないと思うのです。



しかし、現実のパチンカーは、1日だけを見ても、お店のお客中勝って帰る人は2〜3割と言われています。
トータルではプラスになっている人は数パーセントと言われています。
なんという厳しい現実なのでしょう。
(これに関しては、このブログの「パチンカーの虚栄心とその罪」に詳しく説明しています)。

以上見てきた如く、
●[経済面]
パチンカーでは、ある1日ではなく、1カ月〜1年という単位では、プラスになっている人は数パーセントという困難さです。
まして、普通のサラリーマンが達成している4つの人生事業の内、1つでも達成している人になると、ほとんどいないのです。
サラリーマン並の4つの事業を達成するには
まさに針の穴に糸を通すような超狭き門なのです。

それに比べて、あまり自覚はないでしょうが、サラリーマンの人の凄さがよくわかります。

●[生活面]
そして、知らねばならないのは、パチンカーの社会的評価の低さです。
近所付き合いの中で、貴方がもし、パチンカーであると知れたら、普通の人は、まともには付き合ってくれません。
私は経験しましたが、とても惨めなものです。



このようにみてくると、経済面・生活面どちらを見ても、サラリーマンは素晴らしい職業です。
サラリーマンの人は給料が安いと嘆きますが、生涯賃金はこのように素晴らしいものなのです。だから、上記した4大事業が達成できるのです。
自身は多分、何千万円という現金そのものは一生直接は手にしないので、高額を稼いでいる自覚がないだけの話です(※ 末尾に補足説明あり)。

逆の立場がパチプロです。
端的な例を経験しているので紹介します。

ある時、「月50〜100万円稼いでいる」と豪語する50歳代のパチプロに出会った時の話です。
彼の通う店(ホール)でも、評判の稼ぎ手でした。
その彼は、独身で安アパートに住んでいたので、「そんなに稼いでいる風には見えないじゃないか、君が稼いでいる証拠を見せてくれ」と迫ったところ、彼は得意気に、約2000万円ある貯金通帳を見せてくれました。
「どうだ!」とまさに天下をとった様な威張りぶりです。
確かに、パチンコの稼ぎの中から、これだけの額を貯金するには、生活費も要ることだし、大変な事なのです。
ホラだらけのパチンカーの中にあって彼は極めて数少ない稼げるパチンカーです。
パチプロとしては一応の成功者の部類に入るでしょう。

サラリーマンの人と違って、パチプロは稼いだお金は、直接手にして見ることができます。目の前の現金2000万円(通帳のこと)は大金です。
しかし、冷静に考えれば、彼の生涯をかけたパチプロでの戦いの結果が2000万円の現金です。
サラリーマンの生涯賃金の1割程度ではないですか。
彼は、パチプロとしては一応の成功者と言っていいでしょう。
しかし、世間一般の広い視野から眺めれば、結婚もできず、家も持てず、世間からは蔑まれ(彼はこの面には無頓着でした。というのも住宅街生活ではなく、近所付き合いのない賃貸アパート暮らしだった)で、まさに人生の敗北者ではないですか。

世間から隔絶したパチンコという狭い世界に長年没頭していると、目の前の○千万円という現金が、とても巨大に見えるものなのです。
まるで大富豪にでもなった感覚なのです。
ですが、2000万円程度では、家一軒買えない「端金」であることに気付かねばなりません(パチプロにはローンは下りないので不動産を買う場合は全額即金でないと買えません)。

パチンコはあくまで、余暇を過ごすためのレジャーに止めておくべきです。
サラリーマンを頑張りながら、小遣いの範囲内でパチンコを楽しみましょう。



※ サラリーマンの給料について
私は、後に倒産しかけていた会社を援助し、経営者の立場になりましたが、給料を支払う側に立つと、その支出の多さに驚きます。
各種保険料の会社負担分(約半分)や福利厚生のための支出などを考慮すると、社員のための支出は給料として直接支払っている額とほぼ同額の別の支出が必要になるのです。
大企業ならいざ知らず、中小企業では、従業員に給料を支払うために必死で働いている社長さんも多いのです。

もし、サラリーマンやっていて、上記4つを達成できないというなら、それは給料の額の問題ではなく、あなたの無駄な生活状態に問題があると思われます。





   


私(不動 忠)は30数年もパチンコ一筋で暮らしてきて(滅多にいません)、パチプロ集団「鉄心」を主宰しています。
パチンコ界では、安定的に稼いでいくことは容易ではありません。ほとんどの人がトータルでは僅かな稼ぎか負けています。
パチンコ界で、真のプロとして生きている人は、数える程しか居ません。
皆さんにこの現実を知ってもらって、深入りしすることのないように、また若い人が安易にパチプロを目指すことを少しでも躊躇してもらうため、このブログを書き、公表することを決めました。


パチンコ必勝法については、ホームページやブログで、多数主張されています。
そのほとんどは、攻略法を販売する営利目的でページを公開しています。
ですが、ある方法で打てば即ガバガバ稼げるといった夢のような方法などありません。
私のこのブログは、「パチプロの厳しい実態と、本物のパチプロがどのような方法で稼いでいるのか」の、2つの公開を目的(非営利目的)としています。
尚、このブログで、「こんなことを書いて欲しい、教えて欲しい」の希望があれば、連絡ください。なるべく希望にそった記事を書きたいと思っています。
尚、筆者の個人的メールは下記の通りです(ウエブ上のメールです)。
salon777@mail.goo.ne.jp

カレンダ
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