パチンカーの虚栄心とその罪

パチンカーの虚栄心による言動が、パチンコ歴の浅い人、特に年金暮らしのお年寄りを、惑わし、奈落の底に落とし入れているのです。

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2007年12月24日(Mon)▲ページの先頭へ
パチンカーの虚栄心とその罪


平日でもお客で一杯の昨今のパチンコ店ですが一体どれくらいの人が勝っているのでしょうか。今日はこの点(と関連事項)を検討してみます。

サラリーマンの人が、休日に、たっぷり寝坊をして朝食兼昼食を済ましてパチンコ店に行くのは、大抵昼の1〜2時ごろになります。
その時間にパチンコ店内に入れば、既にドル箱を何箱も積み重ねた人が相当います。

昔と違って、ドル箱を積み重ねた人が多くなったことに気付かれているでしょうか。
このため出玉量は多くなって儲かりやすくなったと思っている人もいます。
はたして昔より勝っている人が多くなったのでしょうか。
イエイエ、そんなことはありません。
それはノーパンク制(終日出玉交換なしで打てるシステム)だから、止めてしまう人以外は、出玉を持ち続けて打っているからなのです。
昔はヒーバーごとに交換、それから或る図柄まではノーバンク、そして今日の終日ノーバンクへと変遷してきましたが、これに相応してドル箱に積み重ねる人が多くなったのは当然のことなのです。

最初現金で打っていても、打ち続ければいずれ大当たりは来ます。1〜3回ぐらいではその後流してしまうこともありますが、また現金で玉を購入して打ち続ければ、いずれドル箱を積み重ねるようになります(勿論、終日打って大当たりを数回出しただけで、ドル箱を重ねることなく終わってしまう日もありますが、こんな日はそう多くはないはずです)。

だから、大勢としては、昔の光景と比べて、ドル箱を積み重ねている人が多いように見えるのは当然なのです。



店内で遊戯している人で、このドル箱を数箱以上持って打っている人と、持ってない人を数えてみると、時間帯によっても異なりますが、昼すぎでは、約3〜5割、夕方では5〜7割の人が持っていることでしょう。
そうすると、昼すぎでは3割〜半分の人が、夕方では5〜7割の人が勝っているのでしょうか。

マ、こんな単純な発想(計算)をする人はいないと思いますが、それは、現在店内で打っている人だけでも現状の光景に至るまでに、現金を○千円〜○万円も使っているからです。
それに、目の前にはいませんが、負けて消え去った人も多数いることを忘れてはいけません。

では、この日にパチンコ店に来店した客のうち勝った人はどの位いるのでしょうか。
目の前で打ってドル箱を積み重ねている人、
ドル箱を積み重ねることなく打っている人、
負けて消え去った人、
すべてを考慮しなければなりません。

これら全部の人を対象にして考えると、勝っている人と負けている人が半々(つまり、勝っている人が5割)では、お店の経営が成り立ちません。
パチンコ店は、お客から吸い上げた売上の中から、店舗台、機械台、従業員給料、店の利益……等々相当な経費がかかり、その負担分を差し引いた額しか、お客に払い戻しをできないからです。
私が調査した訳でもないのですが、ある情報によると勝つ人は約2割前後だそうです。



パチンコ店では、負けて消え去った侘しい人の表情は、見ることができません。
目に映るのは、ドル箱を積み重ねている人とまだ積み重ねるには至らずも強気で打っている人のみです。
この中にも負けている人が多数いるというのに、決して泣きっ面顔して打っている人なんかいません。
みんな平然と必死に打っています。

ところで、今日1日は2割の人が勝って帰宅したとして、また翌日も同じ光景は繰り返されます。そうすると、連続して2日勝つ人は驚くほど小数になってしまいます。
勝ちが単なる偶然で発生すると仮定したら、
2割×2割=0.4割(つまり4%)
たった2日間なのに連続して勝つ人は4%しかしません。
3日連続となると、恐ろしく少ない数字になり計算したくありません(1%以下です)。

さて、パチンコで勝つとは、或る1日だけ勝ってもしょうがありません。トータルで勝たねば勝つとは言えないのです。
そこでこの「トータルで勝つ」ためには、10日の内、10日全部勝つ必要はありませんが、6日以上勝たねばなりません。
それを表してみましょう。
○が勝った日(●が負けた日)です。

○●○●○●○●○● ではトントンなので、
一つ○を加えると、
○●○●○○○●○● となり、必ず3日連続勝つ日が不可避になってしまうのです。
ということは、トータルで勝つ人は1%以下になってしまうのです。

以上は、勝つのが人知の及ばない偶然でのみとした仮定の場合の話ですが、それにしても「パチンコで勝つ」つまり「トータルで勝つ」ということが、いかに困難なことであるかが理解していただけたでしょう。
だから、パチンコでは、皆さんが想像している以上に、ほとんどの人が負けているのです(1日に、5割が無理なのは分かりますが、3〜4割位のお客が勝っていると思っている人が多いのです。しかし、たった2割なのです)。



この事実が伝わらないのは、パチンカーの虚栄心(プライド)のせいです。

@ 負けていながら、負けていると正直に告白できる人はほとんどいません(※末尾に補足説明あり)。
パチンコ店内では、「俺はプロだ!勝っているんだ!」と虚勢を張った言葉を発する人がほとんどなのです。

A そして、ほとんどの人がトータルでは負けているにもかかわらず、虚勢をはって、生き生きと、いかにも勝ち組を感じさせる姿で打っています(勝って笑み満面の人は見かけますが、負けて泣きっ面の人は見たことがありません)

このため、パチンコ事情に詳しくない人、特に退職後の人、年金暮らしの奥さん達は、上記した、「@パチンカーの強がりの言葉と、Aパチンカーの強がりの姿」を見て、パチンコが大負けするゲームとは思いもしないのです(この人達は昔はパチンコなど打ってなかったのです。ギンパラ台以降徐々に新規参入した人がほとんどなのです)。

したがって、少々連続して負けていても、「こんなに負ける筈が無い!多くの人が勝っているではないか!、これは私だけの例外の事だ!いずれ多くの人と同様に出て、逆転するに違いない!」と思い込み、打ち続けて○千万円も損する人が現れるのです。



どこのパチンコ店にいっても、
●退職金を全部使ってしまった人、
●年金を総て質入(違法ですが闇金では可能なのです)してしまった人、
●サラ金に多額の借金ができて身動きできない人、
●家やお店を手放す羽目になった人
などの話しを聞きます。
決して、きわめて例外の珍しい話ではないのです。

なんのことはないのです。
パチンコ店が、お客を惑わして、パチンカー(特にお年寄りなど)を奈落の底に落とし入れているのではないのです。我々パチンカーの言動が我々パチンカーを奈落の底に落とし入れているのです。



※ 勝ちを装う「言葉」とは
負けていても、ほとんどの人はトータルでは勝っているように装います。
これに対して、私は知人に「負けた時は負けたと言っているよ」とか、知人も「負けたときは負けたと言っているよ」と反論される方がいますが、それは的外れなのです。
隣り合わせとか近くで遊戯していて、負けている姿を見られてしまっている日は、まさか「勝っている」とは言えないではないですか、
そこで「今日負けた」と言わざるを得ないのですが、これでは暗に「他の日では勝つことが多いが、今日(のみ)は負けた」と言っているではないですか。
正しくは「今日も負けた」と言わなくてはいけないのです。

パチンコでは、トータルでプラスになっている人は数パーセントなのです。
この人以外の人(つまり、ほとんどの人)は、勝つ日より負ける日が多いのですから、負けた日は「今日も負けた」が正しいのです。




   


私(不動 忠)は30数年もパチンコ一筋で暮らしてきて(滅多にいません)、パチプロ集団「鉄心」を主宰しています。
パチンコ界では、安定的に稼いでいくことは容易ではありません。ほとんどの人がトータルでは僅かな稼ぎか負けています。
パチンコ界で、真のプロとして生きている人は、数える程しか居ません。
皆さんにこの現実を知ってもらって、深入りしすることのないように、また若い人が安易にパチプロを目指すことを少しでも躊躇してもらうため、このブログを書き、公表することを決めました。


パチンコ必勝法については、ホームページやブログで、多数主張されています。
そのほとんどは、攻略法を販売する営利目的でページを公開しています。
ですが、ある方法で打てば即ガバガバ稼げるといった夢のような方法などありません。
私のこのブログは、「パチプロの厳しい実態と、本物のパチプロがどのような方法で稼いでいるのか」の、2つの公開を目的(非営利目的)としています。
尚、このブログで、「こんなことを書いて欲しい、教えて欲しい」の希望があれば、連絡ください。なるべく希望にそった記事を書きたいと思っています。
尚、筆者の個人的メールは下記の通りです(ウエブ上のメールです)。
salon777@mail.goo.ne.jp

カレンダ
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